ポルノについて語ろう〜TED Talkより

こんにちは。
タイトルは先日目にした動画です。
視聴後にWが大絶賛していたので、皆さんにぜひシェアをしたいと思います。

話者はMaria Ahlin氏で、Changing Attitudesという組織の代表者です。
ポルノ神話を疑問視し、科学と現実に起きていることを基に、もっとポルノ(AV)についてオープンに話し合うことを呼びかけています。



目次


Let's Talk Porn「ポルノについて語ろう」

www.youtube.com

※日本語訳は個人の方によるものです

あらゆる場所に広告が貼られていて、避けては通れないものであれば、先手必勝、やられる前にやれ(性教育)だ。ユニセフが推奨する性教育を始める年齢は5歳。それは早すぎる年齢ではない。もちろん大人も同じこと。

誰もが一瞬でポルノにアクセスできる時代に人間は追い付いていない。 ポルノに影響を受けた性体験をする事の危険さに加え、ポルノを偶然目にしてしまった人、見たくなくても見てしまう人、見ることをやめられない人もまた皆んなポルノによる被害者かもしれない。 誰もが一瞬でポルノにアクセス出来る時代に振り回されないため。 まずポルノについて話すところから。 一歩一歩。

かなり感動した。この人が言っていることは全部僕の経験に当てはまる。 僕がAV中毒だった頃に観たほとんどの動画は女優に対して暴力的だったし、僕は女性の体やセックスするときの反応などに対して変な期待を持つようになってしまったから。恥ずかしいけれど。 AV自体をなくすより、若い男性(女性もいるけど、僕が知ってる限り男性の方が断然多い)が、それを観て変な期待を持たないよう学校で教えたほうがいいと思う。あと、AV自体も女優に対してもっと優しくあるべき。この動画を観てもっと強くそう思うようになった。


AVは性犯罪の抑止力になりうるか

AVが性犯罪の抑止力になるかという議論には決着がついていないようで、肯定的な結果の論文も、否定的な結果の論文も見つかりました。
しかし、紹介したTEDトークでも触れられているように、AVが脳に与える影響については様々な研究において確認されています。

あらゆる依存症治療に携わるソーシャルワーカーで、「男が痴漢になる理由」の執筆者でもある斉藤氏は、以下の記事で児童ポルノについて言及しています。

www.google.com

児童ポルノは小児性犯罪の抑止力になるのではないかと言われることがありますが、抑止にはなりません。
抑止にならないのは、治療中の多くの当事者がそのように話すことからも明らかです。
むしろ助長させてしまっている側面のほうが強いのではないかと感じます。
小児性犯罪者の認知の歪みを強化していることも事実です。❜


最後に

「世の中に存在するほとんどのポルノには暴力的なシーンが含まれている」とMaria Ahlin氏は言いました。
安全に見れるポルノ(AV)はどこで見れるのでしょう?
次回の投稿でそれらを紹介しようと思います。

ここまで読んでいただいてありがとうございます。
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